【学習法】 反復学習の効果と注意点
おはようございます。
今日は反復学習について説明します。
ワーク3周!
テストで点数を上げようとした時に、まず取り組んで欲しいことです。
1回だけでなく、少なくとも3回はやる。反復して繰り返す。
口を酸っぱくして言っておりますが、
そうした反復学習にはどんな効用があって、注意すべき点は何かをお伝えします。
●効用
1.記憶の定着
繰り返し同じ内容を学ぶことで、記憶が定着しやすくなり、
学習した知識を長期間保持しやすくなります。
特に、数日の間隔で反復することで、忘却曲線に基づく自然な記憶喪失を防ぎます。
2.理解の深化
同じ内容に何度も触れることで、新しい発見やより深い理解が得られます。
初回には気づかなかった細かい点や、関連する情報にも目が向きやすくなり、
学習が広がります。
自分の弱点や理解している問題がどれかも明確になります。
3.基礎の強化
反復学習により基礎が固まると、ワークを通して、
ワーク以外の応用問題にもスムーズに対応できるようになります。
基礎の強化になるところまで、しっかりやり切ることが重要です。
4.自信の向上
何度も取り組むことで自己評価が高まり、自信がつきます。
苦手な分野でも、繰り返すうちに「できる」と感じられるようになるため、
学習意欲が維持しやすくなります。
テストの場面では、学習してきた問題が出て、それがしっかりと解けると、
安心感が広がり自分の実力を出し切ることができます。
この成功体験を積めると、大きいです。
5.時間効率の向上
新しい教材や方法を探す手間が省けるため、学習そのものに集中しやすく、
結果として効率的に学習時間を使えます。
テスト前になると、まず何をやろうかと迷う時間。それがもったいない。
学習の焦点を絞ることにより、覚悟が決まります。
では逆に、どんな点に注意しなくてはいけないでしょうか。
1.飽きが生じやすい
同じ内容を繰り返すことにより、学習に対するモチベーションが低下しやすくなります。
飽きを感じると、学習が作業的になり、注意力や集中力が散漫になる恐れもあります。
一度やったワークや問題を、もう一度やる気にならないといった言葉も聞きます。
ここを乗り越えられるかどうかが、大きなポイントです。
2.ワーク以外の問題が解けないのではという不安
ワークを徹底的に学ぶあまり、
ワーク以外の問題への対応ができないのではという不安の声もあります。
そのため当教室では独自教材を用意し、テスト週間以外では、
総合力を高める取り組みをしております。
また効用の3.基礎の強化にあるように、
やり切ることができれば、ワーク以外の問題にも対応していけます。
どこまでやれるか、徹底できるかどうかがポイントです。
さあテストが近づいてきています。
万全の準備で臨みましょう!
本日も教室でお待ちしています!
[2024-11-08]