【学習法】 一週間前までが勝負、一週間前からが本当の勝負!
おはようございます。
ゴールデンウィークも明け、
いよいよ定期テストが待ち受けています。
現在の中学校では、テスト当日に、
学校教材であるワークやプリントを提出するところがほとんどです。
決められた課題をやり切る、期日通り提出することで、
生徒の関心・意欲・態度を測る狙いのようです。
2021年に導入された「新学習指導要領」では、
成績は下記の3点から評価されることとしています。
①「知識・技能」
②「思考力・判断力・表現力など」
③「学習に取り組む態度(主体性・人間性)」
③の部分を測る1つの目安が、テスト当日の課題提出となります。
そのため、テスト前に一生懸命ワークやプリントをやる生徒が続出します。
最初は問題を解いて、答え合わせをしていますが、
段々切羽詰まってきて、答え丸写しの状態になります。
それでも提出しないよりはましと、必死に取り組みます。
これをやり切ると、一定の達成感があります。
課された課題をやり切った想い。
答えを埋め尽くした満足感。
ともかくゴールまで走り切った安心感。
テスト勉強したよなあ・・・となります。
でも、これは勉強ではないのです。
ここがスタート!
どこを間違えたのか。
どこが分かっていないのか。
覚えないといけないものは何か。
何を勉強する必要があるか。
テストに向けた準備が始まります。
だから、テスト一週間前までが勝負です。
毎日、授業で習ったら、
その日のうちに、最低でも翌日までに、
該当部分のワークやプリントに取り組んでみる。
当日なので、ある程度できるのではと思います。
そこで出来ない部分、分からない部分があれば、
理解するまで取り組んでみる。
あるいは塾や学校で質問する。
知識や理解を補足する教材で学習して、
理解を深め知識を定着させる。
テスト一週間前、テスト範囲が発表されていて、
その該当部分はもう一度目が終わっている。
そして、テスト一週間前からが本当の勝負。
テスト範囲のワーク・プリントをやり直し、
改めてできる部分と出来ない部分、
分かっている部分とよく分からない部分を洗い出す。
そして出来ない部分、分からない部分を、
ひとつずつつぶし込んでいく。
それこそがテスト勉強となります。
さあ、先陣を切る原中は本日がテスト一週間前です。
勝負してみましょう!
[2024-05-10]