【ぶんぶ文庫】 木崎菜菜恵「バスケの神様ー揉めない部活のはじめ方ー」
おはようございます。
本日もぶんぶ文庫から!
木崎菜菜恵さん著「バスケの神様-揉めない部活のはじめ方-」です。
揉めない部活のはじめ方のサブタイトルが面白い。
「他人は自分が思っているほど、自分のことを気にしていない」
という言葉があります。
自分では気になってること、気にしていることが、
他者から見ると取るに足らないことだったり、
全然気づかれていないことだったりするのは、よくあること。
自意識過剰というものです。
でも思春期・青春時代というのは、自意識が芽生えてきて、
どういうバランスでつきあったらいいか分からない年頃です。
つい過剰気味になります。
一方で、こんな言葉もあります。
「他人は意外に他人のことを見ている」
見られていないと思っていたら、実は見ている。
見て欲しくないことが見られていることもあれば、
誰も見ていないと思っていた密かな努力を、
しっかり見ていてくれる嬉しい誤算もあります。
実際の他人の自分への関心度合いは、
まったくゼロでもなく、かといって興味津々でもない。
上の2つの言葉の間にあるといったところでしょうか。
当たり前といえば、当たり前ですが。
さて、部活を始めるのに揉めるのは他人であり、
実は他人との関係性を気にする自分自身の心でもあります。
その中で勇気を出したり、自信を無くしたり。
お勧めの一冊です!
本日も教室でお待ちしてます!
[2024-04-26]