【ぶんぶ文庫】北上次郎編「14歳の本棚 ~部活学園編~」
大人にとって何でもないと感じられるようなことでも、
中学生にとっては大事件。
そんなことって、あります。
中学生は大人と子どもの中間にいて、
初めて経験する出来事ばかり。
心も体も頭もいっぱいいっぱいになって、
どうしよう、どうしよう、どうしようと、
テンパることも多いのではと思います。
実は大人だって、初めての出来事や、
思わぬ出来事に出会うと、そうなります。
ひとつずつ経験して大人になっていくのです。
自分とはこんな風だなってのが段々わかってきて、
ごまかし方ややり過ごす方法を学んでいくのです。
この本は、古今東西の14歳の悩みや戸惑い、
成長や輝きを目いっぱい詰め込んだアンソロジー。
残念ながら今年亡くなってしまいましたが、
僕が最も信頼する読み手である北上次郎さんの編です。
とっつきにくい話もありますが、
それぞれの魅力にあふれ、ぜひ読んでほしい物語ばかりです。
少し年季が入っておりますが、
ぶんぶ文庫でご用意してお待ちしております!
[2023-06-20]