【ぶんぶ文庫】 有川浩「キケン」
おはようございます。
本日は曇り予想。
でも気温が30度になるとのこと。
急な暑さ、お気をつけください。
久々に本のご紹介です。
図書館戦争シリーズなどを著している有川浩さんの「キケン」です!
ぶんぶ文庫では、部活を舞台にした本を多く取り揃えておりますが、
この「キケン」も大学の部活を舞台とする物語です。
タイトルからは想像しにくいですが・・・
「キケン」は、登場人物たちが所属する機械制御研究部を略したもの。
同時に、この部の性質を表した呼び名でもあります。
ほっておくとちょっと危険なことをしてしまう集団!?
危険の方向性にもいろいろなものがありますが、
彼らが所属するのは成南電気工科大学で、
彼らが向かうのは工作的な危険。
爆発物を作ったり、違法すれすれのものを作ったり・・・
それをしっかり止める役割の部員もいて。
優れた技術をロボット設計・制作に活かしたり、
はたまた学園祭のラーメン作りに没頭してみたり。
ハチャメチャだけど一生懸命の中で、
人生を学び、友と出会い、日々を刻んでいく姿が心を打ちます。
何かに一心不乱に取り組む。
勉強に対しても、そうありたいものです。
一日何時間でもなくていいから、
1時間半、1時間でも日々、集中して取り組むことができたら、
それは大きな力となります。
この物語「キケン」のメンバーたちにも、
勉強に打ち込んだ跡がくっきりと感じられます。
さあ、暑さに負けず頑張ろう!
今日も教室で待っています。
[2024-05-24]