分数と新しい自分①
算数・数学では、分数でつまづくことが多いです。
足し算・引き算は何となく分かるのだけれど、
掛け算から?となり、割り算になるとわけ分からない!
という子もいるのではと思います。
なんで割り算から掛け算になると、
分母と分子がひっくり返るの?
なんでそんなことしていいの?
なんで分母と分子に同じ数字をかけていいの?
勝手に数字を変えていいの?
授業や教材で習う時には、理解できないわけではない。
ひとつひとつ道筋だてて説明されれば、
そのひとつひとつは分かる。
でも割る時は分母と分子をひっくり返したり、
分母と分子に同じ数かけたりしていいって言われても・・・
何となく気持ち悪い。
頭ではぼんやり分かっても、何だか納得できない。
すっきりしない。腑に落ちない。
そんな気持ちになるかもしれません。
その感覚は決して悪いことではありません。
まさにそれこそ算数や数学を学ぶ意味かもしれません。
分数に違和感を覚えるのは、
これまでの自分の中にない思考方法、新しい概念だからです。
分数を学ぶこと、体得することは、
分数の法則を理解し、その法則に身を委ねることが必要となります。
それは新しい自分との出会いです。
って何のことやら・・・
ということで、明日パート②でその辺り、
もう一度ご説明したく思います。
[2023-05-19]