勉強はなぜしなくちゃいけないの?
テスト前になると、
なぜ勉強なんかしなくちゃいけないんだろう。
と疑問に感じてしまうかもしれません。
勉強しなくちゃいけない理由。
その問いには、たくさんの答えがあります。
普遍的な唯一の答えがあるというより、
その人それぞれにとっての答えがある問いです。
多くの人が、学生時代を振り返って、
もう少し勉強しておけばよかったと思うのは事実。
学校で学ぶ知識や知恵は、
一見、生活や日々の暮らしに関係なさそうに見えて、
実は知っていると便利、役に立つものが多い。
自分の知らない世界、新しいものの見方や考え方、
世の中に対する視点を教えてくれます。
というのも現在の最新の生活や社会は、
これまで積み上げられてきた過去の日々、
基本的な知識や知恵の上に成り立っているものだからです。
だから基本を知らないとわからないこと、気づけないことが多い。
その基本が、今、勉強している内容なのです。
学生時代に身につけておいた方がいい厳選された基本内容を、
今、君は学んでいるのです。
別の観点で、私が考える勉強する理由は、
成功体験や成功する道筋を学ぶことです。
上に書いたように勉強する内容は「基本」なので、
何となくわかっただけでなく、それを自分のものとすることが大事です。
体に染み込ませる、体得の状態にすることが必要です。
そうした「基本」を体得していく過程で、
わかった!できた!という成功体験を得られます。
そこには快感があり、感動があります。
でも、上手くいかないときも多い。
その中で自分の特性や失敗パターン、
どう乗り越えるかの自分なりの方法を学ぶことができます。
これからの人生の中で、何かをやろうとした時、
成功の喜びと自分の特性を知っていることは、
大きなアドバンテージとなります。
勉強には様々な意味があるのです。
だから、テストを前にして、勉強なんかしたくないな、
なんで勉強なんかしなくちゃいけないんだろう。
と途方に暮れている君。
騙されたと思って、今目の前の問題をとりあえず解いてほしいと思います。
応援してます。
[2023-05-18]