コップに水を溜める
努力は、コップに水を溜めることに似ています。
一滴一滴とコップに水を注いでいくとある時、
コップの淵から水があふれこぼれ落ちる。
そうして初めて飲むことができる、そんな作業。
注ぐ水が努力で、あふれ出る水が成果です。
努力は瞬間的にしただけでなく、
コツコツある一定の分量に達するまでやり続けないと、
成果にまで結びつくことがなく終わってしまいます。
透明なコップでは、水が今どれくらい溜まったか、
目で見て確認することできます。
厄介なのは努力の溜まった分量は目に見えないこと。
成果が出るまで、自分を信じてやり続けるしかありません。
時には周囲の声に耳を傾けながら、
時にはやり方を変えるなど創意工夫もしながら、
でも最後は信じてやり続ける必要があります。
成果が出るかどうかわからない中、
愚直にやり続けるのは苦しいことです。
そんな時は、コップに溜まり続ける、
自分の努力をイメージしてみてください。
もう少し頑張ろうという気持ちになれるかもしれません。
もう一つ、努力を見えるものに変える方法もあります。
自分がやった勉強の結果を見える化するのです。
例えば、毎日の勉強時間を書き出してみる。
1つ単元が終わったら、紙にシールを貼っていく。
過去からの推移がわかり、今の頑張りが見えるような工夫をしてみる。
コップに溜まっていく水を具体的に実感できるかもしれません。
さあ、今日も水を注いでコップに溜めていきましょう!
[2023-05-16]